ガチキング決定戦が終わってから、バンカラマッチ(ガチマッチ)が盛り上がっている気がする
いや、気のせいかもしれないんですけどね。
ふだんあんまりバンカラ街に降り立ってないんで。(だからといってハイカラスクエアに生息しているわけでもないが)
ほら、みて。
どことなく広場のようすも人が増えたようじゃないですか?
ざわざわガヤガヤと。バイトに戻ってきた過去のバイトリーダーや、バンカラマッチのためにギアガチャぶん回すスパイキー中毒者もいる。
死んだような顔してクマサン商会への階段をくだる彼らを見ると、かっぱえびせんをやめられない人がたくさんいるのもわかる気がする。
それに広場でキラキラ勢とコミュニケーションを交わす若者たちと異なり、目の色を変えてロビーへの自動ドアを行ったり来たりしている者も増えた。(あたしのこと)きっとバトルでポイントを稼いではギアを付け替えたりしているんだろう。
耳にイヤホンマイクをさして、通信しつつチームでバトルの腕を鍛えている一団も見られる。野良で遊ぶのも楽しいが、連携しつつ遊ぶのはもっと楽しい。
アプデ後の風物詩的な光景が、今の時期に見られるというのもなかなかにおつなものです。
それもこれも『ガチキング決定戦』のおかげなんだろうな。と、勝手に腕組みをして思い眺めている。
実況がないと物足りないカラダに改造されてしまったイカ
なんかもうバンカラマッチに潜っていると、スプラトゥーンならではのビビットなBGMも聞き飽きてくるわけです。
そしてパブロをぶんぶん振ってると、筋肉が疲れてくるわけです。
たぐちアナの声が聴きたくなってくるわけです。
もうたぐちアナなしじゃ、ガチマ楽しめないカラダになっちまったのかもしれねえ、あたし。
裏どりからの連続キル、ベストカウント更新した瞬間など、じ、じ、じ、実況欲しいー〜〜〜!と実況という名の「褒め」が欲しくなってしまう。
調教されちまったってわけさ。ストイックな無言トゥーンから、カラダは今、仲間同士や見ている人たちで声を掛け合う、談笑トゥーンを欲し始めているってわけ。
スプラトゥーンってそういう楽しみがないゲームと思っていたけれど、いざ、交流が深くなっていけば、非言語的コミュニケーションでは物足りなくなってくる。
人間って現金なもんです。
誰とも話したくない世界を求めているかと思いきや、そんな場所にばかりいると、今度はとたんに言葉を交わす世界が恋しくなってくる。
(うまいわけではない)無類のパブロ好き。
ひと試合で一気にパブロの振りが遅くなっていくおっさんパブラーを見かけたら、あたしかもしれません。
〈了〉
下手だけど楽しく遊べるイカ友ってどこで見つけるんだろう。あったかい世界のコミュニティをさがしています。