今さらな話題なんだけど。
高校野球を見ていて、今年も楽しく夏の甲子園大会を視聴したが、おととしくらいから気になっていることがある。
なんであんなに帽子を浅くかぶるのか?
※便宜上、この記事に写真は一枚も登場しません。
力いっぱいのプレーの末ならアリ
帽子を浅くかぶっているせいで、投手は一球一球ぶん投げるたびに、帽子がずれています。
その昔、あだち充漫画かな?ピッチャーは帽子が頭から振り落とされるほど渾身の投球をするという表現がかっこいいと思える描写があった。
これ、明確に「カッコイイ」と思えたんだけど、今の時代は本当に一球ごとに帽子を直している。これ浅くかぶっているからに他ならない。
まあテレビに映されている彼らだって、一介の高校生なのだから、自分たちの美意識があってしかりだし、いい具合に映りたいという気持ちもわかる。そもそもおしゃれだと思ってそうしているかどうか、現役世代の知り合い球児がいるわけでもないので、知らんのだが。
ピッチャーは、カッコよさの演出に使えるから良いのかもしれないが、ほかの野手まで浅くかぶる必要があろうか。外野手がフライを追いかけているとき、もれなく帽子は脱げてしまっている。まぶしくないのだろうか?
帽子のつばは太陽光もさえぎることができたりして、深くかぶっていても視界をさえぎるデメリットばかりじゃないと思うのだが。
ギャル男がブームだった頃のメンズのヘアスタイルが、誰も彼もてっぺんだけ盛り上がってサイドがぺったりした豆みたいな輪郭になっちゃうやつだったのと同じく、高校球児たちも、豆みたいに脳みその部分だけぼよんと伸びた感じになっていてはたから見ているとちょっと面白い。
ワンピースのエッグヘッド編のあいつのようだ。
ダサいとかっこいいの線引
まあ、なんにせよ。
流行り廃りというのは、どの世代、どの界隈にもあるからして。どれも立派な文化なので、それカッコ悪いと思うんだ?というツッコミは、できれば控えたいと思っているのだが。帽子は深くかぶった方が、懸命さが演出できた方がモテると思うんだ。あたしは。
学生時代に信じて疑わないカッコよさって、大人になってからようやく知るカッコよさと違う。あとから黒歴史だったと恥ずかしくなることが多々あるので、若気の至りと思わずに、早めにわが身を振り返ったりした方が、男としてのカッコよさを早めに知れてモテる気がしますよ。あたしゃ。
大人の余裕というか、落ち着いた感じがね。大人びて見えるもんなんだろうね。まあ、いやでも大人になるんだから年とりゃ。いまのうちにあほなことたくさんやるのも、若いからできる冒険ってやつなんだろう。この時代、動画でそれがいつまでも残っていたりするから本気で見返したくない黒歴史量産しない程度にした方がいいと思うのも、ちょっと説教臭いか。やめさせてもらおう。