「早く出ないと時間切れるわよ-!」
えーっと、料理は入れた……あ、エンゼルかぶるの忘れてた。
「ほら、ちゃんと香水持ったの? モフめにちゃんも連れて行くのよ!」
「前日の夜からランドセルにちゃんと準備しておかないから、登校するときになって慌てるのよ」
「今日はペア招待券だったでしょ?」
「ほら、さっさと行かないと、玄関でお友達待ってるわよ」
そう言って背中を押してくれるお母さんはいない。
社会人になったら何でも自分で一から十まで身の回りをやっていかないといけない。当然、アストルティアといえど、そんな実家の母のようなNPCはいないのである。
アストルティアでの生活も、準備が肝心。
レベル上げひとつとっても、迷宮に突入したあとで「あ、料理持ってくるの忘れた!」なんて、あるあるにもほどがあるのだ。
料理をカバンに突っ込んでまた迷宮へ、そして「あ、武器かついでくるの忘れた!」とモコモコパークへ舞い戻る。
もうしょっちゅうだ。そんなこと。
なんせドラクエ10にはバージョン7.1現在、23も職業が実装されている。それだけあれば、レベルを上げきれていない職もワサっと出てくる。
ワサっと出てこない人もいるだろうが、ワサっと出てくる冒険者もきっといる。
そしてワサっと冒険者のなかには、メタル迷宮のお世話になっている人も大変多かろうと思う。
そんな人たちは、次から次へとメタル迷宮チケットをもぎって転移。もぎって転移を繰り返すことになる。
そして忘れ物をしては、迷宮への扉を開けたり閉めたりすることになる。
せっかくオンラインゲームで遊ぶのだから、レベル上げはできるだけ効率的にすばやく終わらせ、他のことに時間を使いたい。時間は有限だし、みんなと遊ぶには待ち合わせの時間に遅れるわけにいかない。メタキンの目の前で、もたもたしているわけにもいかない。
アストルティアもタイパが大事。
できるティアボーイ、ティアガールたちは、帰りの電車でおでかけツールでカバン整理とスキルチェックに余念がない。
ティア外で済ませられることは全部済ませて、ログインと同時にスタートダッシュ。いつだって集合場所で、5分前には一番乗りで待っているのである。きっと仕事の営業成績もばつぐんなのだ。知らんけど。
そうやって、前日の夜にきちんとカバンにいるものを詰めておいて翌朝を迎えられたことが何回あるだろうか(反語)。
学生時代に万年遅刻常習犯だったぺりめにに、そんなムーブできるはずもなく。気がつきゃまた今朝も、レベル上げ職に着替えたあとで「メタル技の武器スキルはなんだったけなあ~?」と攻略サイトをスマホで調べ始めるのだ。これほんと、毎回こうである。非効率も甚だしい!
イカン!もう、何も学んじゃいない!13年もだらだらとアストルティアで何をしていたんだ。
もうほんっと、これじゃイカン!ってことで。
若葉マークを掲げて「アストルティア春の新生活フェア」と体で表現しているタイプのユニクロ装備系(古の表現)冒険者さんは、元気チャージが余りに余っているタイプの出戻り系冒険者さんほどメタル迷宮券の消化に追われたりはしていないはずなので、ここまでのあるあるはカムバックさん向けと言わざるを得なくなってくるのかもしれないが、ひょんなことから(運営からのアイテム配布などで)入手してメタル迷宮ノックするときに活用したいと万に一つ思い、この記事に流れ着くことも微粒子レベルであるかもしれないので、もちろん当然ほぼほぼ200%自分のためでもあるが、本日はタイトルの通り一覧表を作成したので、ご参照願えればこれ幸いである。
前置きが長くなりすぎた。目次から飛んできた人はここから戻って読む必要はないので安心されたし。有益な文章は微塵もない。
職業別メタル迷宮範囲技一覧
このリストでは、転職してみてから準備をはじめる想定でリスト化した。さて、この職業のレベル上げをするぞっというときに活用してほしい。
ちなみに範囲技はその名の通り、技の範囲がそれぞれ異なる。
パワフルスローは自分の周囲360度にダメージ範囲があるが、なぎはらいは前方270度だ。当てやすさや、技の出の早さ、敵との距離感などを勘案して、通し番号を振っている。
順位が低いのには何かしらの理由がある。
ロストスナイプⅢはスキルポイントを180以降にセットすると初回CT0秒で打てるが、はじめたばかりだと習得までが遠い。狼牙突き、地ばしり打ちは一直線の範囲となるので、十分に引きつけたり並びを調整しないといけないため慣れが必要。などの理由だ。
CT技は初回0秒以外は除外しているのであしからず。
とはいえ、各人好みはあると思うので、あたしのおすすめ順というだけ。
そうび袋に入っている該当の武器をかついでいけばそれでグッド。
うん。こんなもんか。
本日は以上になりまーす。
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