無職になってからというもの、曜日感覚がない。
燃えるゴミの日を何度間違えたことか。
子どもの保育園や、奥さんの仕事の具合があるから、かろうじて「あーはいはい、今日はゴミの日だったね。わかってましたよ」感をひねり出しているものの。
ひとたび仕事場に来たら、今日が何曜日だったかマジでわからなくなる。
そんな時に助かっているのがラジオ。
ラジオ番組でよく聞くラジオは、あたしは深夜ラジオになるのだけど、深夜ラジオとなると爆睡かましているド深夜に放送しているため、なかなかリアルタイムで聞くことは叶わない。
昔から聞き続けているオールナイトニッポンなどは、学生時代はそれこそ夜更かしして聞いたもんだが、子どもが小さいうちは寝かしつけと共に寝落ちてしまうので、到底楽しんで聞くことが難しい。
そこでradiko。
このラジコプレミアムに加入してからもう何年?全然覚えていないくらい。5年くらい?
ずーっと¥385/月 税込を払い続けて、ラジコプレミアム エリアフリーを楽しませてもらっている。
このエリアフリー、動画を見てもらったらわかるんですが、要は日本国内にいれば、どこにいても全国で放送されている様々なラジオ番組が放送終了後7日以内、24時間限定で聞き放題というもの。
ラジオって、ラジカセとかで聞いていた人はわかると思いますが、○MHzという目盛りに合わせて受信しますよね?つまみをちょいちょいと回してチューニングします。
これってその地域(エリア)で聞けるラジオ番組の周波数を示していて、電波を良好に受信できる可聴範囲というのが定められています。
あたしは電波のことはあまり詳しくないのですが、AMはFMよりも遠くまで電波が飛ぶということくらいは知っています。
しかし地方の山々に囲まれた場所では、東京のFMラジオ番組はもってのほかAMのニュース番組なんかもちょっと聞き取りにくかったり、キー局から離れていると近隣に放送局がない場合、全国ネットの番組なのにそもそも電波を受信できないという事態に見舞われます。
深夜ラジオを聞いていたら、うまーくクリアな音声をキャッチできず、知らん言語の謎放送がダブって聞こえてきたりするのは、このエリアごとの縛りがあるせいだろうなとおのずと理解できます。
そんな縛りを取っ払うための機能、それがエリアフリー。このおかげで、音質をまるで気にすることなく、深夜ラジオも深夜でなくとも聞ける!という夢のような聴取体験を叶えられています。
やはり東京のほうではたくさんの面白いパーソナリティ、ラジオ番組が目白押し。大阪ももちろんのこと。しかし地方局となるとがくんとローカル色が濃くなる。テレビでも人気な有名人がしゃべったりというのはやはり、都会から離れれば離れるほど少なくなっていきます。
もちろん、ラジオの魅力は、それだけではないことを声を大にして申し添えておきます!
これは本当に誤解されたくないので、あまりブログでも紹介しませんでしたし、あたしが聞いているのはこれです!とかは言ってこなかったんですが。言ったら、「なんだラジオ好きと言ったって、ミーハーなだけか」と思われるので。
ラジオ番組の魅力は、パーソナリティの有名無名に関係ありません!
マジで面白いラジオって、実は「え、こんな地方局でこんな抱腹絶倒のラジオが!?」「ここのリスナーのはがき面白すぎるな。ネタ振りだけで笑ってしまうわ!」ってのばかりなんで!知ってますから!聞いてませんし、見つけれていませんけれども、ラジオの魅力ってわかっているつもりですから!
という【心は未成年】中年の主張は、この漫画をあたしがこよなく愛しているという告白で感じ取っていただきたい。(最新刊も最高だった)
それでもあたしは、こんな番組を聞く。だって面白いもの。
ね?こういう番組って、時間も遅いし、場所によってはなので、radikoのラジコプレミアムへの加入は必須なんですよ。
そしてこんなにも長くサブスクとして加入し続けているのって、radiko以外にない。この話を話すと、「へえーぺりさんってオタクだからアニメとかの配信サービスじゃないんだ~」と心底どうでもよさそうな相づちを打たれてばかり!
いやradikoのプレミアムサービスがどんだけお得かわかってんのか!?と胸倉をつかみたくなる。
これだけの機能がついてて月々385円ぞ!?お得すぎるやろ!?いや、価値感違ったらわからんやろうけど、お得やねん!お得なの!
えーと、で、なんの話題でしたっけ?
ああ、そうそう。
曜日感覚なくなってるんですよ、って話でした。
あたいはラジオをカレンダー代わりに聞いている節がある、と話したかったんです。
ラジオの生放送番組(収録も多いけれど)って基本的には「毎週○曜日の○時から放送」ってなってるじゃないですか?
radikoの機能に、タイムフリーがあります。
これは放送終了後7日間、一週間ですね。聞き返すことができるというもので、深夜に放送された番組を次の日の朝に聞くこともできちゃう優れもの。
これで幼子と一緒に寝てしまっても大丈夫!(奥さんごめん)
タイムフリーで深夜ラジオの聞き逃しは抜群に減り、上で貼り付けた番組は一週間以内に欠かさず聞いている。
たまに24時間の聴取制限を超えてしまうこともありますが、それはプレミアムの機能かな?エリアを変更してあげれば、同じ番組でもネット局内で放送した番組として聞くことができるので、2時間のうち1時間だけ聞いて残りは次の日にということも可能!(○○放送のオールナイトニッポン○○ごとに聴取制限がある)
なのでニッポン放送内で聞き終わらなくても、ネット局がわかっていれば○○県のエリアにチューニングしてあげればすぐにまた聞き返すことができるわけです。チューニングにも手間いらず。ぽんぽんと該当箇所を押してあげれば、あら簡単。つまみを回して、ガーガガーピーって異音を発しながら周波数探さなくてもいい。ほら簡単。
でもこのタイムフリー、さすがに一週間を超えてしまうと、アーカイブからは消えてしまうので、タイムフリーで聞き返す曜日も大体決まってくるわけなんですね~。
ハライチのターンは㊍深夜だから㊎に聞こうとか。次のマヂラブは㊍深夜だけどハライチのが先だから㊊にしようとか。あたしは基本的にラジオを聴くのって車中が多いので、㊐は聞かなかったりします。
特に平日は㊋だっけ?㊌だっけ?となりやすいので、radikoの聴取中の番組を見れば今日が何曜日かなんて、おちゃのこさいさい!ってなもんよ!
ほんとラジオっていいですよぉ
先日、こんな記事を書いたんですけど、Twitterでも流れてきたというのもありますが、マヂラブのオールナイトでコロコロコミックの話題が出てきたのも大きいんですよね。(リンク先で再生したら指定した話題からはじまる←シェア機能)
このように、あたしはテレビをあまり見ないので、今話題の情報ってラジオから知ることが多いんです。
今は昔ほどラジオに耳を傾けることってないのかもしれませんが、みなさんもお仕事から帰ってきたらとりあえずテレビをつけて、見るでもない番組を環境音代わりにしたりしているでしょう?ラジオって昔、そんな感じに使われていたんですよ。
今でこそラジオは昼間に聞くものとか印象があるかもしれませんし、床屋や病院でも昼間もテレビがかかっていたりするのでそんな印象を受けないかもしれません。
でもラジオだから受信できる熱ってのがあると思うんですよ。
テレビとは違って、ちょっと耳を傾けてあげないと話している内容がすぐに追いつけなかったりしますから。
だからこその不便さを感じる人もいるでしょうが、だからこその熱を感じられる人もいると思うんです。
聞いている人に語り掛ける。
ラジオのフォーマットと言えばこれです。
だから熱を伝えやすく、聴いている人からの熱も伝わってくる。
昔はラジオに交流の場みたいなイメージを持っていた人もいると思います。
雑誌の読者コーナーを遠距離通信の手段にするみたいな感覚で、なんとなくリスナー同士での交流の場でもあるような。昔ながらの手紙でやりとりする、言葉を大事にする日本人の面映ゆさを表現する絶好のツールが、ラジオ。今の時代でもラジオがなくならない文化背景にはこういう部分があるんじゃないのかなあ、と思っています。
すごいよね。夏の甲子園、ずっと垂れ流し。
これも、radiko起動したときにお知らせがばーんとやってきたんで知りました。
すごいですよね。
オーディオ高校野球ってのが、地上波のラジオとは別に専門局として立ち上がってるんですって!
聞いてみたら、臨場感すごいですよ?
みなさんラジオで甲子園聞いたことあります?
テレビで見るのももちろんいいですけど、今年の夏はラジオで甲子園。
いいんじゃないですか?あたしは、この季節は家族で熱闘甲子園も視聴する習わしですが、23時過ぎて放送なので、寝ちゃってるんですよね近頃。
だから高校球児たちの臨場感や熱狂を、今年はラジオで!この記事を書きながらも垂れ流して耳で白球の行方を追っています。
カキン!!
「打った!大きい!大きい―――!」