ぺりグ

数えたら今年で6年

ブクログに書いたキモい感想を晒す回

 

 

 

本を読んだらブクログにブログの要領で、感想を書いていこう。

そう考え、まず最初に大好きな漫画の単行本から書いた。

書き上がって満足したものの、後から読み返したら本の感想にしては冗長すぎるし、ブクログをブログ代わりにするな、とお𠮟りを受けそうな文字量だったので反省した。

本当にあまりにも気持ち悪かったので、さっき気が付いて消してきたのだが、マジでキモいのでこのまま闇に葬ろうと振りかぶったところで……。

やべ。そういえば今日のネタないわ。

と、いったん手を下ろし、記事編集画面にコピペをしていたのを忘れて、長い時間が経ったので、まあもう時効か、と勝手に納得して、あっと手がすべった的な姿勢でこの文章を打ち込んでいる。

ちなみにブクログはこの一本を書いて、飽きて、読みたい本だけを残しサイトから去った。長く根気よく続かないものだ。己の飽きっぽさに辟易する。

 

感想を書いたのはこちらの漫画だ。

ウィッチウォッチ 11 (ジャンプコミックスDIGITAL)

ウィッチウォッチ 11 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

スケットダンスとのコラボ回が収録された11巻です。

 

スケットダンスの頃はもうちょっと、荒削りだったり、作者の「とにかく、やってやんぜ。おれ、やってやんぜ」感が強かったんです。が、月日が経ち、笑いの種類が変わってきたなと感じました。ウィッチウォッチの方が「すかしの笑い」が増えていると言ったところでしょうか。

 

もちろん、バランス感覚にすぐれた作品なので、スケットダンスと同じ雰囲気で書いてしまっては、色がつきません。だからカンシは人気があるのでしょう。スケットダンスが好きだった人が久し振りのWJ帰還作で、期待も大きかったんだと思います。カンシはボッスンのような「瞬発力のある笑い」を感じられるキャラです。

 

舞台は座組で変わるというか、人が創り出す最たるものだと思います。座組というか、座長の持つエネルギーや性質が伝播していき、空気が作られます。それがその舞台の、作品の色なんだと思います。マンガも似たようなものだと感じています。主人公を座長とした舞台なんだと。

ウィッチウォッチはそういう色した作品なのだ。と筆者は書いているんじゃないかな、とは思います。スケットとは違うよ、と。

 

対象の回では、スケットの面々の大人になった姿が描かれています。当然、絵のタッチも変わっていますし、大人になったボッスンかっこよすぎんか?と思った方もいるでしょう。もっと顔芸してくんないと!ボッスンなんだから!と。往年のファンは思うでしょう。まあ、わたしもそうです。そのクチでした。

ただ思い出していただきたい。これはウィッチウォッチです。

作品には作品の色があると言いました。これはスケットダンス内でウィッチウォッチとコラボしているんじゃなくて、ウィッチウォッチ内でスケットダンスとコラボしているのです。ホームはウィッチウォッチ。だったら、笑いの種類もおのずとホーム作品に寄っていきます。スケットのキャラも成長し、大人になっていますしね。というか、ボッスン以上にヤバいキャラがいました。

その娘のこと、ウィッチウォッチでどう料理するんだ。「出さないだろうなあ、きっとなあ…」…とか思っていた頃がわたしにもありました。しっかりと大人になった感と作品に寄せている感で、仕上げていらっしゃいました。スケットだとコマ突き破って登場しかねないですからね彼女。なのですごく、わたしはグッときてしまいました。ありがとうございます。

 

 

 

思い返してみれば、ウィッチウォッチは読んでいるとき、大口を開けて笑うというよりも、堪えきれずぶはっと吹き出し笑いや、にやにや笑いが多かった気がします。笑いをとるまでの助走から笑うまでのストロークが長く設定してある。意図的に話の作り方、というかネタの書き方を変えているのかなと感じましたが、助走なしの出オチ笑いより笑いの取り方が高度なので、純粋に漫画の書きぶりが成熟なされたのかもしれません。溜めて溜めてドン、と笑わせるのは、ネタを書く上で難しいです。ドン、のところでウケ具合をどう調節するかが、その話の構成に、根幹にかかわってくるからです。

 

この作品はギャグ漫画ですか?と聞かれれば、そうであるとも答えられるし、ストーリー漫画だとも答えられる。昔からバランス感覚の鬼だった作者が相当な練度で送る最新作、ウィッチウォッチは現在も週刊少年ジャンプで連載中。もう12巻が出ています!追いつくのはまだギリギリ間に合う!買ってくれ!買って、買って、ウォーロックと戦わずに秋を延々続けられるよう、読者が支えてくれ!何なら一生、日常回でいい!

 

まあ……お話の続きも、とても楽しみなんですけどね。終わって欲しくないんだ、まだ。まだ祭りを感じていたい。魔女と使い魔たちのゆかいなホームドラマを見ていたい!この記事を読んだからって気になって買う人は少ないだろうけど、ウィッチウォッチはもう、ほんと!クソおもしろいので!見て!とにかく見て!ね!スケットダンスも見て!ね!とにかく!トニカク!TONIKAKU!!

 

こんなのが、丸々一年間放置されていたなんてさすがに申し訳なさすぎる。

もし関連サイトにて本作を手に取ろうとして、「何コイツ、キモっ」と読むのをやめてしまった人がいたら、土下座して謝りたい。

誠に申し訳ございません。

マンガ本編はハイパー面白いので、ぜひ買って中身を確かめていただきたい。

そしてアニメ化もするそうで、この作品は今からでもちょっと無理すれば追いつけるし、何卒最新刊まで追いついていただき、あたしと感想を語りあかしてほしい。

 

 

アニメ来春かあ。風邪ひくなあ。〈了〉

 

 

 

 

 

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