実は買っていました。買えていましたと言ったほうが正しいか。
あたしはアトラス作品が好きだ。
根っからのスクエニ信者の皮を被っているが、実はアトラスも好きだ。
少し前にコロコロコミックがすごい!と記事にしたが、その昔ぺりめに少年はコミックボンボン派であった。
ぺりめに少年は、ロックマンシリーズが好きだし、サイボーグクロちゃんはもちろんのこと、王ドロボウJINGや大貝獣物語、機動武闘伝Gガンダム漫画版では囚われのレインに股間を熱くした。そうだ、帯ひろ志先生のヤエちゃんのお色気も忘れちゃならない。ナニがとは言わぬが奮起した。
そのなかでも真・女神転生デビルチルドレンは当時けっこうハードな作風で、↑の作品群を見ていただけると分かると思うが、子どもなのに過酷な運命を背負う物語にグッときていたし、主人公たちに憧れていた。
まあ、コロコロコミックも大好きだったから、特別ハード描写を好んでいたというわけではないのだけれども。
ユニコーンオーバーロードという作品が今年の春ごろに発売された。ヴァニラウェア開発ということで、その重厚なテーマかつ温かみのある絵柄に、同開発会社のゲームもこれまた大好きなあたしは、一も二もなく飛びついた。
第一報があってから、これは楽しみすぎる!と、鼻息をならしていたものの、限定版に飛びつくのはちょっとためらってしまっていた。
すぐに予約枠争奪戦に参加すれば良かったのに。
こんなに苦労することになろうとは。
限定版が発表された当時、その価格に白目を剥いたのはあたしだけではないはずだ。その価格、メーカー希望でたしか……17,578円。うぐっと喉から出かかった手を引っ込めるには十分の価格帯。
ちなみにさっきから限定版と言っているのは、こちら「モナークエディション」というやつのことだ。
内容はこの豪華なBOXもさることながら、16ビットにアレンジしたミュージックアルバムや、アートブックがついてきて、もうこのふたつだけでもお腹いっぱいなのだけど、ここにさらにオリジナルカードゲーム(!?)がついてくるというのだ。
なんとこのオリジナルカードゲーム、2~4人で遊べるちゃんとしたボードゲームに仕上がっている。
フライング土下座もの
正直モナークエディション発表時、ゲームソフトのおまけのボドゲなんて、ハンバーグのつけ合わせのにんじんとブロッコリー程度のものだろうと高をくくっていた。
どうせ、「お肉を食べたら野菜もね?バランスよくね?」と、幼子に言い聞かせるくらいの温度感のガバガバルール、本気でボドゲをプレイする大人たちを唸らせる仕上がりには到底及ばない出来映えだろう。そう軽視しての判断だった。あたしは愚か過ぎた、アトラスにフライング土下座したい。
予約が開始され、限定版のカードゲームを宣伝する動画が出回り始めるとその予想は一変。大人が唸る出来映えの、ゲーム本編の設定だけ持ち込んだ、遊び心地に妥協点一切なし、本編をやらずにこれ単体でも100回以上遊べそうな超硬派なボドゲであった。
これは……!と、決心がついたころには時すでに遅し。
どの販売店からも予約分は売り切れていた。
NintendoSwitch予約解禁あとの争奪戦でも、超人気アイドルのLIVEチケットか、というくらいの速度で各販売店の割り当て分がなくなっていったのを目の当たりにしていた。あのとき学んだはずだったのに。あたしはまたしても、同じ過ちを繰り返してしまった。と夜な夜な枕を濡らした。
しかし諦めきれずに、枕を濡らしながら販売店の予約状況を巡回チェックした。もしかすると、キャンセルが出て枠がひとつコロッと転がってこないかなと期待したからだ。
結果的には、冒頭の通り、ちゃんと発売日に届き、転売でも何でもなく、正規の予約枠が転がり込んできたのだ。ありがとうGEO。ありがとう安西先生。あきらめなくて良かったです。
こうして手に入れた限定版を開封しては仕舞いを繰り返し、うひょーと小躍りしたものだが、実はまだきちんと遊び倒せていない。
楽しめた暁には、ぺりグでもその模様をお届けしたいと思っている。
ゲーム本編の内容を調べる限り、同ヴァニラウェアのグランナイツヒストリーというゲームに近い印象を受ける。それとFF12のガンビットをうまく融合した遊びやすさと戦略性をバランス良く備えている感じなので、これまた楽しみにしている。
第一報を見たときに、思わず「グランナイツヒストリーやんけ!生きとったんかいワレ!」と叫んでしまった。それくらいに面白かったのに、周りで遊んでいる人がおらず、やめてしまった作品。それがグランナイツヒストリー。その系譜は間違いなく受け継がれていると思うが、いかんせん発売日から相当遅れをとったので、オンライン対戦マッチングしないとかだと泣ける。
そもそも誰かと対戦して遊んだりできる仕上がりなのかは知らないが、8月14日(水)までアトラスタイトルのサマーセールが行われていたようなので、まだまだ乗り込む余地はあるのかもしれない。(なぜ8月14日までに記事を上げてないの過去のあたし……)
あれ?モナークエディションあるやんけ!
あっ……、これはデジタル配信のみのやつか。びっくりした……。アートブックとミュージックがデジタル化しておまけとしてつくというわけか。ボドゲはつかない、と。やっぱりあのとき諦めなくてよかった……。
メタファー
さて、アトラスの作品でもう一本、年内発売の大注目作がある。こちらにも触れておかねばなるまい。
メタファー:リファンタジオ。これは、ペルソナ3以降の開発チームが集結し、新規ファンタジーIPを作ると息巻いた渾身の一作。
制作立ち上げからかなりの話題をかっさらっていた本作だが、ついに今年の10月に発売される。
あたしもめちゃくちゃ期待している。
これほどの大注目作なので、さぞや限定版も豪華なのだろう。ご覧あれ。このアトラスブランド35thアニバーサリーエディション(18,480円!)に付属する、記念冊子には堀井雄二さんと同作ディレクターの橋野氏の対談が掲載されているなど、本作に期待する方には要チェックな内容物となっている。
あたしはゲームソフトは購入予定リストには入れているものの、この豪華版までをカートに入れるかはちょっと様子見といった感じ。たとえ予約枠ゼロでも致し方なし。
しかしやはり同じくアトラスの超期待作の限定版だ。当然、販売店からは予約枠がかき消えていることだろう。なにせ4月に予約開始されもう丸4ヶ月が経過しているのだから。
メタファー:リファンタジオ アトラスブランド35thアニバーサリーエディション 【Amazon.co.jp限定】デジタル壁紙 配信 - PS5
【予約特典】DLC「メタファー:リファンタジオ アーキタイプ経験値アイテムセット」「メタファー:リファンタジオ 旅の仕送りセット」
価格¥18,480 発売予定10/11
あれ?まだある……??
生産量が多いのかなあ(販売店もユニコーンより多いし……)
ユニコーンオーバーロード 公式設定画集 大型本
電撃ゲーム書籍編集部 (編集)
主要キャラクターの設定やラフスケッチ、各種台詞を収録した公式設定画集。『ユニコーンオーバーロード』の魅力をさらに味わうための資料を詰め込んだ一冊。『アレインの戴冠式後の祭り』をイメージした描き下ろしのカバーイラストが目印!
価格¥4,400 この本の出版予定日は2024年10月18日です。
ぺりちゃんは欲しいものリストの一番上に入れてます!ユニコーンオーバーロードみんなもあそぼ!