朝の時間を有効活用したいと思っている。
というのも、最近、子どもの寝かしつけと共に明け方まで寝てしまう。それはもう、ぐうすかぴい、と。
むしろ寝かしつけて、起きて夜中12時くらいまで過ごしていると、逆に睡眠時間が足らずに次の日だるい。朝はどうせ子どもが目覚まし代わりになるのだ。ダラダラと寝ていられるのは独身時代だけなのだ。切ない。
寝かしつけミイラと化す日は夜9時頃に意識が飛び、明け方は5時とかに覚醒する。
まだ奥さんと子は寝ている。
そんな中、抜き足差し足で寝室から抜け出す。何となく雨戸をがらがらと開ける気にもならず、暗闇のなかで聞き漏らしたラジオなどを聞いて時間を過ごしている。
これではもったいない。
子と奥さんはまあ大体7時くらいまで寝ている。何にも縛られない自由な時間が、あたしには2時間もある。朝起きて、声も行動もうるさくはできないのだけど、自由な時間だ。
もったいないとは思わないかね、ワトソン君。
毎日2時間。塵も積もれば山となる。年間にして730時間。ドラクエ何回クリアできるだろう。
もちろん朝起きてすぐだから、食事をとって薬を飲んだら、1時間は身体が言うことを聞かない。それを抜きにしても毎日1時間。年間にして365時間だ。
この時間を有効に使いたいわけだ。
さて、何をすべきか。
1時間でできる、やりたいことをリストアップしてみた。
以上の通りだが、読者の皆さんはどれがいいと思いますか?
あたし的には、インプットでもアウトプットでも良いのだが、この浮いた1時間で「朝のあいさつ」をしたいと考えていたりする。
仕事をやめ、無職ニートと化してからというもの。あいさつをする回数や機会がめっきりと減った。
どこぞの誰かも言っていた気がするが、あいさつはとても大事だと最近思い始めた。
何となく、家族にするあいさつと、職場や学校、友だち相手にするあいさつって異なるものだと思う。
何だろう。緊張してするあいさつだからだろうか。身が引き締まる気がするというか、はつらつと「おはようございます!」と口にすることで、脳も「あっおはようか」起きなきゃと自覚するというか。
脳が「おーい、もうおはようらしいぞ」と言えば、体の細胞も「あいよー起きますかー」と呼応する気がする。それは錯覚に近いものなのかもしれないけど、脳が起きることと、身体が起きることは、これまた似て異なるものだと思う。
身体が起きていなくても、脳だけで「朝はこの電車に乗ってこの駅で降りて」とまるで機械人形のように、無意識にその身を会社や学校まで運ぶことができる。これは脳だけ起きている例だ。
単純作業をしていると、脳が疲れすぎていて、勝手に寝てしまうことがある。しかし目を閉じて寝てしまうわけではない。単純作業に身体が慣れて、その工程を正確にこなしながらも脳の機能がシャットダウンしている。そんな経験がある方は多いだろう。
つまり、こんな心と身体でちぐはぐな人間は、片方が機能しなくても生活に支障がないということだ。(人間だけではない動物だってそうだろう)
だとすると、片方しか起きてない状態でこなす作業より、両方が起きた状態で取り組んだものは素晴らしいクオリティが担保されている、ということなのでは?
つまり、緊張感のあるあいさつをすることで、その日一日の能率が爆上がりするに違いない。そう考えたわけだ。
よし、するか……!
朝のおはよう配信!!
どうやってやるか、それはまだ考えていない。思いついたらお知らせします。