風ァぜがとまった。
風ゥ車もとまった。
ふいごもとまった。
音もとまった…。
さ、というわけで、ヘブンバーンズレッド。
通称、ヘブバン。
はじめていきます。今日こそ、はじめていきます。
まずはプロローグ。
なごり惜しすぎるタイトル画面をTAP!
急きょはじまる全校集会。いやさ、入隊式か?
こちとら、先生の話はきちんと聞く系の学生だったんだ。
なにを突如、話しかけてきていやがる。
陽キャか?陽キャなのか?
フハハ。
こちとら、陽キャ女子とコソコソ話でキャッキャウフフするような青春送ってきてねえんだ!
クソ陰キャぺりめに様をなめるなよ!
ひどくないですか?
寝るしか選択肢がない陰キャだっているんだ!
司令官!そのツッコミはあんまりですぞ!
と、思ったら、お前(おれ)も陽キャなのかよ!
軽音楽やってるようなバンドキャラは総じて陽キャなんだよ!
ボドドドゥドオー!!って叫ばれても魂が震えねえんだよこっちはよ!
そうだそうだ!いいぞユッキー!
この陽キャめ!(自分)
よくわかってんじゃねえかユッキー!実はこっちより(陰キャ)だったんだな!
とまあ、そんな茶番に満ちたいつものノリはさておき
突如としてはじまるアドベンチャーパートに、RPGだったのでは!?
と、おどろく人たちはまだまだ甘い。
そうして、なんだこのわけのわからないテンションのセリフの応酬は、と面食らう人々もまだまだ甘い。
このテキストをなめるように読んでこそ、ヘブバンにハマる素養があるというものだ。何なら、31Aの面々で、お上品で可愛らしい言葉遣いをする子なんて一人もいない。
ほとんどがひと癖もふた癖もある特徴的な口調。
しかしそれが麻枝准テキストの特徴と言っても過言ではない。
男性キャラかな?というしゃべり方をする見た目めちゃ可愛の女の子たち。
これこれ。これよ。と思いつつ、ボイスも堪能していく。
まだまだプロローグ。
麻枝ツッコミの振り切れ具合に慣れないユッキー。絶叫ツッコミで上ずるときがある。ま、ここら辺は言い慣れていくし、聞き慣れていくものだ。
どうしてもゲーム音声の収録となると、間を測れないので、テンポが悪くなってしまうときはある。アニメとなると同時に収録するため、相手ボケに対して受けることがしやすくなるもの。
ただ、麻枝テキストの基本は「ボケ側はツッコミを受けない」という不文律があるので、反対にボケ役の茅森はもっと低めにワンオクターブくらい下げていい。
茅森も、主人公のようだから、(選択肢が出てくるし)運命を受け入れるしかない。
前髪隠れてる系主人公セリフが続くので、当ててる方もなかなかテキストの印象と台本全体を把握してセリフを入れる作業は大変かと思うが、徐々に慣れるだろう。
だいたい、プロローグから最新の第5章までメインストーリーはどれだけのボリュームがあるというのだ。
そのうち、キャラもバチっと固まってくるだろう。
読んでる方も、読み上げている方もな。
どうでもいいけど、このみんなでどたどた走っているグラが好き。
記事内連作[麻枝准という男]
麻枝准氏を知ったのは、高校生の頃。
当時すでに「Kanon」「AIR」を立て続けにヒットさせ、ぶいぶい言わせていた頃。AIRで情緒を完全に崩壊させられてから、もうすでにCLANNADを作っているとの報が入っていた。
友人に借りた一本のCDROM。
これがのちに自分の癖を決定づけられるとは思いもしなかった。
帰宅し、高校生になり買ってもらって、メールやHPビルダー、夢小説くらいにしか使っていなかった自機ノートPCを引っ張り出してきて、カシュン。
初めて音楽CD以外のCDをPCに挿入するな。
うなりをあげて回転し始めるディスク。タイトルだけはわかっていた。Kanon。なんかゲームらしいこともわかっている。
そうしてインストゥールが終わり、起動するとはじまる自分視点のドラマ。なんかえらくいい感じの音楽が流れ、小気味のいいテキストが左から右へ流れていく。
そして現れるかわいい女の子たち。
あたしはガツンと『萌え』という文化で殴られるのだった。
今日はこんなもんかな。
〈了〉
※本記事、また本ブログのヘブバンに類する記事は下記のガイドラインに沿って書かれます。違反事項に抵触している箇所がありましたら、ご指摘のほどお願い申し上げます。
©WFS Developed by WRIGHT FLYER STUDIOS ©VISUAL ARTS/Key
コスパ COSPA 【公式】二次元コスパ ヘブンバーンズレッド ギャイアグレイーイボドドドゥドオー!! Tシャツ BLACK Mサイズ