過去の記事でもお話しましたが。
DQ3のゲーム本編はどこで予約しようかな、とずっと悩んでいましたが、けっきょくSwitchのダウンロード版を予約することにしました。
今日、ファイナルトレーラーも公開され、盛り上がりは最高潮!
今回は特に予約特典とか気にしていないんですね。インゲームアイテムも物販系もあまり惹かれるものがなくて。
こういうゲームの予約でしか手に入らないグッズって、まだそのゲームにどっぷりのめりこむかもわからない前段階から買えますか?
ゲームをやって、たいそう感動したので、グッズも買いたい。そういう後からくる衝動を購買動機とするものだと思うんですが。
予約前物販の方が、ハケがいいし、プレミア感だせるというのなら仕方ないのですけど。
ライブ前物販とかも、ライブ前じゃなくて後に物販してほしいんだよなあ。と思ってしまう派なのです。
まあライブと同じく、先に売っておいた方がいいものもありますけど。ペンライトとか。どっちがいいか、売る側もいつも悩ましいのだろうなとはお察しします。
そこへきて、ユニコーンオーバーロードモナークエディションの予約特典は豪華でした。これならば納得!このお値段でも、ぜったいに数量限定生産で、商品展開的にも出回りにくいだろうことがあらかじめわかっている!
こういう限定商品は、発売前なら、どこまで購買欲を刺激できるか?がだいじなんだと思います。
今回のドラクエなら、IPがでかいので、たぶんほぼほぼのめりこむだろうという安心感がある。けれど、新規IPならそうはいきません。
ユニコーンオーバーロードはよくぞド新作で限定商品出すぞと思い切ったなあと、びっくりしました。
ゲーム販売後にボドゲ売れるかって言ったらちょっと見通しが立たないですけども。
予約特典についてもの申す!というか提案したいことがあーる!
そこで提案なんですけど、ビデオゲームの予約商品なら「取扱説明書」をつくってはどうでしょうね?
さいきん、ゲームソフトを買ってぱかっとケースをあけてもディスクしか入ってないじゃないですか?
印刷代とか紙の資源問題とか、いろいろとあるのかもしれませんけれど。あんなペラペラのじゃなくてしっかりとした説明書。
むかし、Vジャンプで出してた「冒険の手引きとして役立つ攻略情報をまとめた攻略本」があったんですよ。
もう今、持ってないんで画像ないですけど、こういうのですね。
よくネタにされる「完全攻略」と銘打っていない系の、いわゆるアノ攻略本のこと。今の子たちにはなんのこっちゃかもですね。
当時の攻略本は「最速攻略」系と「完全攻略」系がざっくりわけて2種類くらいあったんです。前者のがVジャンプやファミ通本と呼ばれ、「大丈夫!ファミ通の攻略本だよ!」と揶揄されることもありました。
でもあたしは前者の方が、結構好きで、きちんと重要なネタバレを避けているし、ゲームコントローラーの傍らに置いておくにはめちゃ適した攻略本でした。
その反面、ラスボスやラストダンジョンの攻略や、実は詰まってしまいがちな道中のサブクエなどの攻略は薄かったり、「最速」と言うだけあっていろいろと惜しい内容には違いありませんでした。
そこから完全攻略と銘打って、ネタバレ完全ありのアイテムデータやモンスターデータがモロ全公開されている攻略本が発行されはじめる。ただし発売後しばらく経ってから。という攻略本発行業界←。
また、ドラクエなどでの「みちくさ」系と言われる小ネタ・縛り・面白プレイを中心とした「やりこみ」攻略本も登場するのですが、やはりゲームと一緒に買うのは「最速」本でした。「みちくさ」は後からものすごくお世話になりますが。
昔のゲームソフトには取扱説明書がきちんと封入してあったのを覚えていますか?
ファミコンソフトとか、なんなら序盤の攻略情報として役立つ小ネタや、説明書を見ないとわからないようなTIPSが書かれていることもありました。
説明書をきちんと読まないと、解けないんですよね。
それなのに読まずにゲームやっちゃう子ばかりだったので、「え、その技、説明書に書いてたん!?」と学校でおどろくこともしばしば。裏ワザでもなんでもないという。
だもんで当時、小学生のあたしはゲームを買ったら「説明書、説明書」と、いそいそ読みふけってからプレイしたのでした。本のボリュームがたっぷりすぎてプレイ開始が翌日になってしまったことも。
そんな当時の取扱説明書をちょっとボリュームアップして、Vジャンプ系の攻略本ほどは攻略情報を出しすぎない程度の小ネタやTIPS、キャラについての深掘りやストーリーの背景などを盛り込んだ「このゲームのあそびかた」本を予約購入特典にしちゃどうでしょう?!
ぶっちゃけ、せっかくパッケージ版を買っても、がっかりするんですよね。ぱかっとあけてディスクのみだと。
親切なゲームデザインもいいけれど
説明書なしで、ゲーム内でチュートリアルやTIPS、世界観設定などを見れるのはいい試みなんですけども、ちょっとゲームプレイが冗長になるなあという印象なんですよね。
まあ体験版や、ゲームのイントロダクションは公式サイトやゲーム紹介動画などで伝えてくれているんですが。やっぱり情報をシャットアウトしてでも、いちからそのゲームを楽しみたいんですよね。
この動画で桜井さんも仰っていますが、事前に情報を入れたくない。
情報を入れずに、攻略も見ずに、ゲーム内の情報だけでそのゲームを余すところなく体感したい。
そういうふうに楽しみたい方ってけっこういると思います。
だからゲーム開始前に知っておかなければならない情報は事前に知らせてほしい。その情報が紙の説明書だからイイんです。
なんでかって、「紙の印刷だから」逃れられないじゃないですか。刷りなおすのはお金がかかる、だから容易に変更できない。本当に必要で、洗練されたデザインで洗練された情報だけがそこに記載される。
公式サイトとかで「こことここ読んでおいてください」っていうのもなんか可笑しいでしょ?
それが紙の説明書なら、この説明内文書は全部だいじなことなんだとひと目でわかる。けれど、公式サイトやSNSだけだと書き換えが容易だし、そもそも「不特定多数の転載」に気をつけねばならないわけです。
テキストにコピーガードを施す(画像処理などに変更する)だけでもけっこうな手間です。ストーリーの根幹となる設定やなんかが、悪意の転載によって流出してしまうことだけは避けたい。
それが安易に広まるとなると、ゲームの面白さが半減する。
けれど、それを嫌がってゲーム中に設定を語るNPCを配置したり、つらつらと手帳代わりのメニューをつくってゲーム内まめ知識を読ませるのもなんか気持ちよくない。テンポが悪くなる。
外国の映画みたいなビジュアルのすぐれたRPGにおいて、誰と誰が戦争していて、このキャラはどこに所属していて?みたいな設定をドラマやってるさなかに見せられても(見なくてもいいけど、見ないとわからない)興ざめしてしまうんですよね。
だからおすすめしたい、「このゲームのあそびかた」本!
いいと思うんだよなあ。
環境問題がどうとか言われたら、いやほかのグッズはごみにならんのですか?と言い返してしまいますねあたしだったら。〈了〉
これらより、もっとしっかりブあつめのやつがいいですね!(出版物の規定とかあるのかな?)