ぺりグ

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早よ寝ろ

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昨夜未明。

急な悪寒に襲われた私は、ユニクロの起毛パジャマに袖を通し、これまたユニクロのフリースを羽織り、毛糸の腹巻きで身をくるんで暖を取ろうとした。

直後、悪寒は激しさを増し、身体中がぶるぶると震えだす。それはもうダックスフンドのようだ。

ふとんの中でも冷蔵庫に突っ込まれたかのように冷たく、とくに手が冷え切ってしまい感覚がない。アラスカの氷河に一人ぽつんと置いて行かれた孤独感に苛まれ続けた。

しかし永遠に続くと思った寒気はしだいに熱で溶かされた。今度は汗だくになってふとんから飛び起きる。リビングまで這いつくばって、フローリングの床で火照り散らした身体を冷やした。くつ下もユニクロのフリースも脱ぎ捨て、腹巻きなんざ暑すぎて腹が立ったため毛糸をぶちぶちに引きちぎってやろうかとさえよぎる。そんなもったいないことはしないものの、どうして体温が高いときひとは正常な判断力を失ってしまうのだろうと頭を抱えた。

脳みそはクルクルと回転しているものの、いかんせん怠くて考えはまとまらない。

手に力がはいらない。握力検査をしたら10キロもいかないだろう。まあふだんから20キロ届かない非力系成人男性ではあるが。(成人男性の平均は40キロ程度)

ここまで虚脱感が全身を苛むので、猫のポーズでヨガを嗜むマダムみたく、尻は上がるが頭は床から離すことができない。おまけに頭痛が走りはじめ、やがてからだの節々が痛みだす。からだが警鐘を鳴らしている。これはいよいよ本格的に、と観念し、体温計を手にとった。

 

37.5度

 

私の平熱は36.0度くらい。怠さの原因がわかった。発熱している。しかし咳も鼻水ものどの痛みもトンとない。ちょっと腹の調子が悪そうではあるものの、私なんて参百六拾五日、腹痛を訴えているような腹弱の民であるからして、多少の下痢など屁でもない。いや屁をしたらペースト状のうんちが飛び出してくるので屁は恐ろしくはある。

ちょうど先般、わが子も嘔吐下痢症を患った。きっとその菌が私の腹に悪さをしているのだ。

 

ここまでつらつらと書いてきたが、いまは解熱鎮痛薬を飲んだため症状が落ち着いている。さっきは携帯に文字すら打ち込めない体勢でいたので、多少回復した模様。あのまま尻を上げるも頭蓋地に伏しでは、腰痛で再起不能になるところであった。あぶないあぶない。

 

 

 

 

 

 

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